ここで書いたのの続きです。
HFでのゼロインは全く気になりませんが、430M帯になるとSSBの運用局にゼロインすると中途半端な周波数になります。430 SSBerのMAU局によれば、10kセパで運用ているのが一般的と聞きましたので、それではと思い腰上げて調整にチャレンジしました。
また、退職前の勤務先で大変お世話になったOさん(JOE局)からメニューモードのOTHにあるREFにより調整できると連絡を頂きました。取説には詳細説明が無かった(見落とし?)のですが、14.99900MHzのWWVH(ハワイ)を受信しながら、1KHzとでゼロビートを取ればよいと。試してみると約600Hz前後でゼロビートになりました。(本体はそのまま)
DYB局よりプロ仕様のカウンター(GPSで校正済み)を借りる事が出来ましたので、Service Manual に従い調整してみました。
1) Remote (CI-V)入力をショートする
2) P,ATT/TUNERのボタンを押しながらPower ONでメニューモードにはいる
3) F1よりREF ADJを選択
4) 周波数カウンターを図のP4に接続してメインダイアルにより124.032 000にあわせる
5) 最後にF4(SET)を押して、調整完了。電源Offにてメニューモードよるぬける。
以上で完了です(実際には、カウンターのズレ分を補正し直して完了)
これで、430M帯もほぼ10kセパでしたが、都内でもSSBの運用局は少なく(違法FM局ばかり)、聞こえても互いがずれていいるのが大半なので気にする事はなさそうです。元々、IC-7000の仕様が±0.5ppmですので、430MHzだと215Hzは許容範囲ですね。
メモ
調整池 基準周波数 REF
調整前: 32 メモ紛失 50%
調整後:CE(DA) 124.032 0031 52% ( )はカウンターのズレ分補正後
ちなみに基準周波数124.031 999 4~124.032 001 9MHzでもREFは52%でした。
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